理科計算のポイント

理科の出題範囲は、物理、化学、生物、地学の4範囲。

中高の先生は4つの分野に分かれているので、その先生が1問ずつ問題を出す、という学校もあります。そういう学校は見ていて、非常にすっきりしています。

で、その学校の物理の範囲を見ていると、3つのテーマに絞られる。それが
力のつりあい
電気
光と音

です。

力のつりあいは今学習している塾も多いと思いますが、てこ、浮力、滑車・輪軸、ばね、ふりこ、物体の運動などがあり、それなりに難しい部分がありますが、ある程度コツをつかめてくると得点力になりやすい分野なのです。

電気についても、
豆電球の明るさ、電気と磁力、電熱線の発熱という3つの分野に分かれますが、基本的には抵抗と電流の考え方がわかればいい。

つまりは出るものはある程度決まっているということなのです。

ですから、早めに集中して勉強することがこれらのテーマを得点源にするコツです。

今はとにかく、徹底的に力のつりあいや電気に集中して勉強を進めてください。

ここができるようになってしまえば、算数と同じで適宜、繰り返し練習するだけでその力を維持することができます。後半は生物や地学など、覚えることが多くなるので、今のうちにしっかりマスターしてください。

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第268回 子どもと対峙する


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志望校を選ぶ(1)

子どもたちのモチベーションを強くするためにはやはり第一志望を決めるというのは効果があります。
子どもがその学校に行きたいと強く思えば、やはり勉強に対する意欲もわいてくるでしょう。しかし、その志望校をどうやって決めるのか?という問題になると、なかなか難しい問題になってきます。

例えばお父さん、お母さんが自分の卒業した学校に入れたいと思う場合、これはイメージがわくでしょう。どういう学校であるかも良くご存知ですから、子どもにそういうことをアピールすることも容易かもしれません。しかし、実際にどんな学校なのか、よくわからないケースもあるでしょう。これまで、ずいぶん学校の選び方についてお話してきましたが、大学受験の情勢がまた少し変わりつつあることも考えてお話したいと思います。

まず、大学受験校を選ぶか、それとも付属校を選ぶかという問題です。

早稲田や慶應に関して言えば、大学受験でこれらの大学に入るより、内部から進学した方が楽であることは明らかです。慶應はほぼ全員が大学に進学できますし、早稲田の割合も上がってきました。他の大学付属校でも比較的内部からの進学の方が簡単でしょう。ただ、付属校は行く大学が最初から決まるので、その大学にいかせることが親としてよいか?ということになりますね。

では、受験校は?ということになるのですが、例えば中堅の私立男子受験校を考えてみましょう。
この学校は1学年約200名、東大が3名、早稲田慶應が70名前後の合格ということになっています。早稲田慶應の70名は合格者ということですから、まあ一人2学部か3学部合格すると考えると、20名~30名が早慶に合格するレベルだったということになるでしょう。この学校の2月1日の合格偏差値がだいたい58~60です。

大学受験はやはり全国レベルですから、なかなか大変ですね。結果として早稲田慶應ならば、付属校は悪くない選択肢でしょう。でも、いろいろな可能性を考えると、大変ではありますが、やはり受験校が良いということになると思います。

このどちらかを選ぶということが、まず志望校を考える上での大きな分かれ道です。

女の子の場合は、早稲田慶應がなかなか大変ですが、やはり受験校を選ぶのか、付属校を選ぶのかを考えておく必要があるでしょう。ただし、ここに推薦枠というのがあって、受験校であっても付属のような大学の進み方ができる学校もあります。香蘭も立教大学の推薦枠が増えてここのところ人気が出てきています。この情報は、しっかり集めておいた方が良いでしょう。

これが決まることによって、学校はかなり絞られることになります。

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計画は常に見直す

夏休みまで、毎週割と同じパターンで勉強は進みますから、塾の授業に合わせて週ベースで学習の計画を立てると、「あれもやらなければ」という漠然とした圧迫感からは解放されます。

計画というのは何をやるかを決めることであり、また何をやらないかを決めることでもあるのです。

子どもたちの時間は限られるので、当然、すべてのことができるわけではない。だから優先順位を決めて、「やることを絞り込む」必要があるわけです。

が、一方で、その計画は常に見直さなければなりません。

例えば成績によって、もっと理科をがんばるべきだ、ということが起るかもしれない。あるいはそろそろ社会の知識もしっかり覚えようという段階になるかもしれない。

また国語の過去問を始めよう、ということになるかもしれない。

で、何かが入れば「何かをやめなければ」バランスはとれません。

ここがうまくいかないケースが多いのです。塾の先生からいわれて新たに始めることがあれば、いったん棚上げしなければいけない勉強もあるのです。

その意味で計画は常に修正して新たな気持ちで勉強に取り組んでください。


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算数が好きになるように導く

中学受験が終わった後、大学に入るとまた塾を訪ねてくる子が少なくありません。

で、進学後の文系、理系を聞いていると、男子は比較的理系が多いような気がするのです。本来はだいたい半分ぐらいになるのかな、と思うのですが、やや理系の方が多いかなという印象。もちろん、大学付属校の場合は若干違うのですが、受験校の場合はそんな感じです。

これについて、ひとつ、思い当たる理由があります。

中学受験は比較的、算数と理科に力を入れる。文系科目というのは国語と社会ですが、社会はやはり覚えるものが多いので、どうしても応用力とか思考力ということで考えると算数が中心になってきます。

その結果として算数は結構できるようになった子どもたちが、中学に進むとまずぶつかるのが英語です。

最近は小学校でも英語をやるようになりましたが、それでも結局は最初から始めるようなところがあり、で、当然のことながらいろいろ覚えなければいけない。

一方数学も多少つまらない正負の数から進みますが、それでもやがて方程式になり、関数に進む。結果として算数が得意だった子どもたちは、数学も好きになりやすい。数学が好きになった以上、英語はあまり好きにはなれない。この逆も真です。つまり算数が得意でなかった子はやはり数学や化学、物理というような範囲はあまり気が進まない。一方英語は覚えればいい、と思うから勉強がやりやすい。

ということで文系とか理系とか、いうのができあがってくるのです。もちろん本人の好みもあるし、あるいは中学校に入ってからの指導もあるので、一概にこう、というわけではないが、やはりその流れは少なくないように思います。

で、好きになる、関心があれば、やはり勉強するから、さらによくわかる。これも逆もまた真で、嫌いになる、得意ではない、と思うとやらないから、さらに成績が悪くなって、嫌いになる。

ということで中学受験では比較的算数好きな子ができるので、理系がやや多くなる、ということなのではないか、と思うのです。

全体的な話で言うと、「理科離れ」が多くなっているわけだから、やはり理系に対するアゲインストは少なくない。それが逆転するのは、やはり中学受験の算数が支えているところがあると思います。だから、理系に進ませようと密かに思っている場合は、「算数を好きになる工夫」「算数が得意だと思わせる工夫」をした方が良い。

「君は算数だけはできる」と言っておくと、それだけでも大分違います。まあ、その分算数に力を入れることが必要ですが・・・。

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学校別傾向を知って勉強を効率化させる


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テストの問題を教材として使い切る

これから子どもたちはたくさんのテストを受けるでしょう。

しかし、テストということになれば、当然のことながら、真剣に解く。何とか良い点数を取ろうと考えるものです。だからそれなりにがんばるわけです。

で、終わった答案や問題は復習しようね、といわれてはいるものの、それほど復習しているわけではないかもしれません。

これはもったいない。

テスト時間、子どもたちがフルに頭を使っている以上、問題に対する印象が強い。だから、そこから解き方を理解するとその問題を普通に解くよりもより理解が深くなっている可能性が高いのです。

次から次へと試験を受けていくと、そこまで余裕はないかもしれないが、それはやはり受けすぎという面が否定できない。

やはりじっくり復習ができるレベルにして、その代わりしっかりと教材として使い切って欲しいと思います。


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テストに課題を設ける

これから、入試までたくさんの試験を受けるでしょう。

で、それぞれの試験に課題を設けて欲しいと思うのです。別に偏差値や合格可能性の話ではありません。

例えば、国語の問題で、大事だと思うところに傍線を引いて読んでみる。

先に国語の問題を見てから問題文を読んでみる。

算数の式をすべて書ききる。

式を書いたら必ず見直す。

そういうルーティンをすべて最初からやれるようにはなりません。したがってこの試験ではこういうことをやってみて、その結果から効果を測定するのです。

入試では1点でも多くとる必要があります。ミスをするのが一番もったいない。したがっていかにミスを出さないか、というのがひとつの大きな課題になります。そのためにいくつか決まり事を決めるわけですが、それを受験するテストで試していく。

そういう経験を通じて、自分なりのテストの受け方を決めていく。例えばイチロー選手が、打席に入るのにあるルーティンがあるでしょうが、それも長いことやっているうちに固まってくるものであって、ひとつひとつの所作にやはり理由があるはずなのです。

実践してみましょう。

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天体に関する問題



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やる気を起こすステップ

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やる気が起きるようになるには3つのステップが必要になると思います。

まず、ひとつは具体的な目標。6年生もこの時期になれば、やはりこの学校に入りたいというのが、一番でしょうが、4年生や5年生はまだ、そこまでピンとくることはないかもしれない。ということは、漠然とどこか中学に行くために、ということになるわけで、これでは具体性が乏しいでしょう。

具体的にするためには、学校名を絞ると言うことも考えられるし、あるいは目先の目標を作ることもありえる。例えばそれぞれの学年である実力テストで、ある点数をとると言うようなこともひとつの目標となりうるでしょう。

その次に必要なことはその目標を達成するための具体的な方法です。定量的に考えれば○○という勉強を△△時間やるという決め方もありますが、これだとその勉強が本当に力になったのか、ということが今ひとつわかりにくい。それに2時間勉強した、といっても集中していない2時間、漫画もちらちら読んでいた2時間でも一応2時間にはなるわけで、これだとやはりピンとこない。

一番なのはその成果が明確にわかるもの。例えば決められた漢字を覚えるとか、算数の問題を解いて正解率がこのくらいになる、というような結果が明確にみえるものを定めることでしょう。そして3つ目のステップが、できたら思いっきり褒めることです。ご褒美を考えてもいいかもしれない。なぜ褒めるのが大事なのか。目標をクリアしたのだ、ということを明確に意識させるためです。その結果として、子どもたちには自信ができる。「自分でもこういう目標がクリアできるんだ」という実績があるわけだから、その数が少しずつ増えていけばいいのです。

問題なのはその具体的な目標も方法も決めず、「勉強しなさい」「マンガなんか読んじゃダメ」と制約すること。ねえ、そんなんじゃ、やる気にはならないでしょう?


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第267回 自分で考える時間を増やす


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学校別傾向に合わせると、その傾向しかできるようにならない?

私は「基礎を固めて、学校別傾向で応用の枝葉を伸ばす」という言い方をします。

5年生までは基礎をしっかり、固めて、6年生になったところで、第一志望の学校別傾向に合わせて応用力の練習をします。

「そんなことをすると、学校別の傾向だけできるようになってしまって、力が伸びなくなりますよ。」

と言われる先生もおられるかもしれませんね。

しかし、大丈夫。できるようにはなります。

要は出題傾向の高い勉強により強くなるだけの話。ひとつの方向性を出すことで、より効率よくなる、わけです。だからといって出題される中身自体はやはり、そこそこいろいろな勉強の積み重ねですから、その中で他の傾向もやがてはできるようになるでしょう。

ただ優先順位が違うだけ、の話です。

ではどのように学校別対策を組み立てていけば良いのか、説明会で詳しくお話ししたいと思いますので、ぜひご参加ください。

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目標を細分化する。


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変わるところ、変わらないところ


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4月13日の問題


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中学入試説明会「学校別対策の考え方」のお知らせ→定員となりました。

フリーダム進学教室では、以下の日程で中学入試説明会「学校別対策の考え方」を開催します。

説明会では、中学入試対策に必要な「学校別対策」をどのように実行していくか、過去問の勉強の仕方や類題の選び方などについて、詳しくご説明します。

定員に限りがございますので、お早めにお申し込みください。

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入試問題が解けることが大事

例えば麻布を受ける子と開成を受ける子が競争することはあまり意味がない。

元々同じ試験日だし、出題傾向も違うわけだから、やるべき内容が異なります。しかし、塾では同じ試験ですべての学校の判定をやろうとすることになるから、統計的な処理をするので、両者が競い合うということになる。

しかし、それで入試問題に対する取り組みが十分ではなくなるのはやはり問題なのです。

あくまで入学試験は、本人が入試問題を解けて合否が決まるものです。模擬試験の結果を提出して合否が決まるわけではありません。

だから、あくまで入試問題が解けることが一番でなければいけない。偏差値がいくつであろうと、順位が何位であろうと、本番で解けなければ合格しないわけですから。

ですから、これからは志望校の入試問題が解けるか、というところに着目していくべきです。

実際に入試問題に取り組んでみると、やらなければいけないことが別にあることがはっきりするでしょう。


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比と割合に関する問題


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そろそろがんばるか


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多様性への意識


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