2024年 洗足学園第2回 算数5でうs。
下の図のような底面が正六角形で高さが54cmの正六角柱の密閉された容器があります。
この容器に水が2160cm3 入っています。いま、この容器を辺BC、FEが水平な床に対して垂直になるように手で支えると、水面が長方形BFLHとなりました。このとき、次の問いに答えなさい。
(1) 底面の正六角形の面積は何cm2 ですか。
(2) 水平な床に辺IJがくっつくように容器を傾けて、水面を四角形CDKHにするためには、水を何cm3 捨てればよいですか。
(3) 水平な床から点Jが離れないように容器を傾けて、水面が3 点D、H、Lを通る平面になるようにするためには、(2)の状態から水を何cm3 加えればよいですか。
【解説と解答】
(1) 2160÷54=40cm2が五角形BCDEFの面積です。
五角形BCDEFは図のように、正六角形ABCDEFの6分の5になるので。
40÷5×6=48cm2
(答え) 48cm2
(2) 図2の斜線部に水が入ります。Pを正六角形ABCDEFの中心、Oを正六角形GHIJKLの中心とするとPを三角錐HOICと三角錐OJKDは8×54÷3=144cm3
図3のように四角錐OIJDCは三角柱OIJCPDから三角錐CPDOを引くので、合計すると三角柱OIJCPDと三角錐HOICの合計に等しくなるので、144+8×54=144+432=576ですから、
2160-576=1584cm3の水を捨てます。
(答え)1584cm3
(3)求める立体は図4の切断三角柱DRKIQと四角柱RKLQIHです。
QIは図5のようにJS:IH=1:2ですから54×2/3=36cmです。
したがって切断三角柱DRKIQは
8×(54+36+36)×1/3=336
四角柱RKLQIHは8×4×36÷2=576
336+576-576=336cm3足せばよいことになります。
(答え)336cm3