算数の勉強の仕方

洗足の問題は決して難問揃いというわけではありません。

入試問題は特に前半3番までは基本問題で、計算問題を含んで算数の基礎ができているかを確認されます。

ここは当然満点をとりたいわけですし、ここで間違えると差をつけられてしまうので、まず基礎を大事にするということがひとつの戦略になります。

2014年から1題減って4番と5番が応用問題になりました。この中で記述問題を出し、考え方まで採点します。

途中まで合っていれば部分点を与える場合もあります。

が、当然ここはちょっと難しい部分があるので、自分のできる問題を確実に得点する、というスタイルになるでしょう。・

ということは洗足合格で一番大事なのは記述問題以外はノーミスでできれば通過する、ということに尽きるのです。

難しい問題というのは、確かにできないこともあるかもしれない。

しかし、難しいのは、みんなにとって難しいからそれほど大きな差は出ないのです。

しかし、基礎はみんなができるから、ミスをすると差をつけられてしまう。これは絶対に避けなければいけません。

そこで・・・。

まずは基本問題の修得に力を入れましょう。大事なことは、似たような問題をたくさんやる、というよりは限られた問題でかまわないので、確実に得点できるようにする、ということです。

そのために、

1 式を書く

2 検算はその場でする

の2つは守ってください。

一行問題だと暗算でも答えが出る、という問題もあるでしょうが、式を書いて確認する術を身に付けてください。

繰り返しになりますが、「絶対に間違えられない」ので「ミスをしない」方法を身に付けなければなりません。

そのために、確実に正解を出す、ということを心がけてください。式を書けば、自分の考えが明確になるし、問題文を読み直して使ってない数字があるかどうかも確認するのが簡単になります。

最終的に「解いた問題は全部○」をめざしていきましょう。