投稿者「wpmaster」のアーカイブ

小問の入口を急がない

逗子開成の算数は、最初の小問を雑にせず、丁寧に解くことが大事です。前半で気持ちが急ぐと、図や条件を見落としたまま後ろへ進んでしまいます。

まずは、問題を見たらすぐに答えに飛びつかず、何を求めているかを一度だけ確かめます。計算は計算、図は図、条件は条件として、紙の上で少し分けておく。そうすると、迷い方がだいぶ小さくなります。

図形や規則性では、見えたことを図や表にそのまま残すことが大切です。無理に頭の中だけで進めず、見たことを一度紙に置く。そうすると、次の一手が少しはっきりします。

小問は速く解くことより、最初から丁寧に解くことを優先してください。落ち着いて処理できれば、後半の問題に入る時点で、もう一段楽になります。逗子開成では、そこがいちばん効きます。

練習のときも、答え合わせの前に「どこで迷ったか」に印をつけておくと、次に直す場所が見えます。親が細かく言うより、本人が自分で気づける形にしておく方が、試験場では安定します。

小問を最初から丁寧に解く。それだけで、後半の見え方は少し変わります。

算数は、作業をていねいに進める力が問われる

逗子開成の算数は、前半に計算や一行問題が並び、後半に規則性、速さ、図形の問題が続く構成です。難しい知識をたくさん知っているかよりも、条件を読み取り、図や表に整理しながら考えられるかが大事になります。

前半の小問では、計算力と基本処理の正確さが必要です。分数・小数の混合計算、比や割合、立体の体積など、標準的な問題を確実に取る力が求められます。ここで慌ててミスをすると、後半に時間を残せません。

後半では、規則性や操作の問題、速さの出会い算、図形の分割など、手を動かして考える問題が目立ちます。たとえば、最初の数例を表にする、速さの条件を線分図にする、図形では分かる長さや比を書き込む、といった作業が必要です。頭の中だけで進めると、条件を一つ落としただけで解けなくなります。

対策としては、まず基本問題を正確に解く練習を続けること。その上で、過去問演習では答え合わせだけで終わらせず、「どの条件を使ったか」「図や表に整理できたか」を必ず確認してください。解法を覚えるよりも、問題文を読んで自分で整理する練習が重要です。

逗子開成の算数では、速く解くこと以上に、紙の上で考えを進める力が得点につながります。普段の演習でも、式、図、表を残しながら解く習慣をつけていきましょう。

フリーダムのサービス全体像は フリーダムオンラインとは、WEBワークスの体験は WEBワークス無料体験申し込み をご覧ください。

組分けと学校対策のズレ

塾の組分けテストでは点が取れているのに、逗子開成の過去問になると手が止まる。そういう相談は少なくありません。原因は、力が足りないというより、テストの重心が違うことにあります。

組分けテストは、限られた時間の中で、既習範囲を速く正確に処理する力が問われます。もちろんそれは大事です。ただ、学校別の入試問題では、もう少し別の力も必要になります。条件を読み取り、図に書き込み、規則を表にして、途中の作業を自分で確かめながら進める力です。

続きを読む

海洋教育を自分の目で見る

逗子開成の魅力は、海が近いということだけではありません。学校は海洋教育を大きな柱の一つとし、全ての生徒がヨット帆走や遠泳を体験します。

これは、景色を楽しむための行事ではありません。自分で体を動かし、自然の変化を感じ、仲間と動きを合わせる学びです。教室の問題とは違い、決められた手順だけでは進まない場面もあるでしょう。

逗子開成を考える子は、海が好きかどうかだけで決めないことです。初めてのことに取り組めるか。思い通りにならないときに、自分で次の動きを考えられるか。集団の中で役割を果たせるか。学校の特色を、自分の課題として見ておく必要があります。

学校説明会や文化祭に行ったときは、施設の立派さだけでなく、そこで学ぶ生徒の様子を見てください。海洋教育についても、何をするのかだけではなく、何を身につけようとしているのかを自分で確かめることです。

入試対策では、どうしても点数や過去問に目が向きます。しかし志望校を決めるということは、入学後の学び方を選ぶことでもあります。逗子開成の海洋教育に、自分がどう向き合いたいのか。そこまで考えてこそ、学校を選んだ意味が出てきます。

夏の計画

夏休みの学習計画を立てる時期になると、まず塾の講習予定表を見てしまいがちです。何日授業があるか、宿題はどれくらい出るか、テストはいつか。もちろんそれは大事ですが、逗子開成を考えているご家庭は、もう一つ別の視点を持っておく必要があります。

それは、夏の計画を「塾の予定をどうこなすか」から考えるのではなく、「逗子開成に向けて何を仕上げるか」から考える、ということです。

続きを読む

逗子開成の過去問、いつ始めるか

逗子開成を志望校に決めたあと、保護者の方が気になるのは「過去問をいつから始めるか」ということでしょう。

塾のカリキュラムに沿って勉強していれば、いずれ学校別の準備もできるだろう。そう考えたくなるのは自然です。ただ、塾の組分けや通常授業と、逗子開成に向けた学校別対策は、必ずしも同じタイミングで進むわけではありません。

だからこそ、過去問を始める時期は、塾任せにせず、家庭でも一度考えておいた方が良いのです。

続きを読む

逗子開成志望、塾のクラスより先に見るべきこと

集団塾で上位クラスにいると、親としては少し安心します。クラスが上にある、偏差値もそこそこ取れている。だから、このまま塾のカリキュラムについていけば大丈夫だろう、と思いたくなるのは自然なことです。

しかし、志望校が逗子開成に決まっているのであれば、そこでもうひとつ見ておかなければならないことがあります。

それは、塾の成績が逗子開成の入試問題にそのまま結びついているか、という点です。

続きを読む

逗子開成の算数で図形が取れないときに家庭で見るべきこと

逗子開成を志望しているのに、算数の図形問題で点が取れない。

これは、単に「図形が苦手」という一言では片づきません。逗子開成の算数では、男子校入試らしく、処理力、条件整理、図形の見方がそろって問われます。図形だけを別物として練習しても、なかなか点につながらないことがあるのです。

続きを読む

逗子開成、集団塾で足りますか?個別指導はいつ必要?保護者の相談に答える家庭の次の一歩

「小5で集団塾に通っていますが、国語が伸び悩み。逗子開成は記述や読解が多いと聞き、個別が必要か迷っています」
「算数は偏差値で見ると上の方なのに模試で安定しない。集団のままで良いのか、家庭で何をすればいいのか知りたい」
「共働きで平日の家庭学習を十分に見られません。塾の補講で済ませるべきか、個別を頼むべきか判断できません」

続きを読む