鴎友学園の理科では、単純に用語を覚えているだけでは得点しにくい問題が出ます。もちろん基本知識は必要ですが、それをそのまま答えるというより、実験の結果、図や表、グラフを読み取りながら考える力が求められます。
投稿者「TanakaTakashi」のアーカイブ
問題の意味を理解するために
鴎友の国語で気をつけたいのは、記述をきれいに書くことよりも、まず問いを正しく受け取ることです。設問にある言葉をそのまま眺めているだけだと、何を答えるべきかがぼやけてしまうことがあります。
問いを自分の言葉に直す
添削に出す前のひと手間
鴎友を目指す家庭では、国語の記述を添削に出す機会も増えていきます。ただ、書いた答案をそのまま出してしまうと、直される点が多くなりすぎて、本人が何を直せばよいのか分からなくなることがあります。
大事なのは、添削に出す前に、受験生本人が一度だけ自分の答案を見直すことです。完璧に直す必要はありません。見るのは三つだけで十分です。
一つ目は、設問に答えているか。理由を聞かれているのに説明だけで終わっていないか、二つ答えるべきところを一つで済ませていないか。ここがずれると、文章が上手でも点にはなりません。
二つ目は、本文のどこを根拠にしたか。鴎友の国語では、思いつきで書くより、本文に戻って考えることが大切です。答案の中の大事な一文が、本文のどの部分から出てきたのかを確認します。
三つ目は、余計なことを書きすぎていないか。塾の練習では長く書くことを求められる場合もありますが、入試では、聞かれたことに過不足なく答えることが必要です。長さよりも、答えの中心が見えているかを見ます。
この三つを確かめてから添削に出すと、返ってきた指摘の意味が分かりやすくなります。添削は、先生に直してもらうためだけのものではありません。自分で一度考えた答案を、もう一段よくするために使うものです。
国語記述の時間配分
鴎友で求められる書き方
鴎友の国語は、派手なテクニックより本文をきちんと読み、設問に対して過不足なくまとめる力が問われます。記述が苦手な子は「読めていない」と決めつけるより、書き方がまだ整理されていない可能性をまず考えてください。
試験中に子どもが使える習慣
問題を開いたらまず「何を書けば満足できるか」を自分で短く決める。設問ごとに止めどきを決めると時間切れが減ります。短い答えは下書き1分以内、清書1分。説明が要るものは下書きで「根拠の行を書き出す」ことに2〜4分割り当てる。迷ったら本文の根拠箇所だけ先にメモする。見直しは設問ごとに結論が本文のどこを根拠にしているかが合っているかを30秒で確認する習慣を持つと効率的です。
塾の組分けと学校別視点のズレ
塾の組分けは偏差値や一般傾向で進むため、鴎友向けの「簡潔に根拠を示す」練習が後回しになることがあります。過去問をただ量をこなすより、早い段階で鴎友で必要な答案の止めどきと見直しの型を身につけることが優先です。
反復の仕方は役割を分けると分かりやすい。書く量に慣れる練習はWEBワークスで。個別の本番想定と時間配分の微調整は個別の場で確認すると効果が出ます。
結論ははっきり。本文のどの一文を根拠にしたかを書ければ、字数と時間は後からついてきます。
ていねいに勉強する
鴎友を目指すうえで大事なのは、特別な勉強法を探すことではありません。問題文をきちんと読む。条件を落とさない。間違えた問題をそのままにしない。そういう一つひとつの勉強を、ていねいに積み重ねることです。
まず結論を書く
国語の記述答案を見ていると、保護者の方が迷うことがあります。本文の言葉を使って書いた方がよいのか、それとも自分の言葉でまとめた方がよいのか。
特に鴎友を志望している場合、この迷いは早めに整理しておいた方がよいでしょう。鴎友の国語で大事なのは、立派な文章を書くことではありません。設問で何を聞かれているのかをつかみ、それに対して本文に即して、過不足なく答えることです。
塾上位なのに鴎友の記述で差が出る子、家庭で見る具体点
塾の上位クラスにいる。模試の成績も悪くない。それでも、鴎友学園の国語、とくに記述問題になると、思ったほど点が取れない。そういう子は少なくありません。
これは、国語ができないということではありません。むしろ、本文の内容はかなり読めている。ただし、設問に合わせて、必要なことを過不足なくまとめるところで差がついているのです。
鴎友の記述を家庭で抱え込まない
鴎友学園を目指している。塾のクラスも悪くない。けれど、国語の記述になると、どうも点が安定しない。
共働きのご家庭では、ここが悩ましいところです。答案を見てあげたい気持ちはある。でも、平日の夜にじっくり本文を読み、設問を確認し、答案を直すところまで付き合うのは、なかなか大変です。
だからといって、塾の組分けや授業の流れだけに任せておけば安心、というわけでもありません。塾の成績と、鴎友の記述で点を取る力は、必ずしも同じではないからです。
鴎友学園の国語記述は家庭添削で間に合う?保護者が知るべき判断基準と次の一歩
国語の記述や作文を、家庭で毎週見ているご家庭は少なくありません。
ただ、続けているうちに、だんだん迷いが出てきます。
「言葉の使い方は直せるけれど、読み取りそのものが浅い気がする」
「毎回同じような注意になってしまう」
「親が見続けていて、本当に伸びるのだろうか」
そう感じるのは、決しておかしなことではありません。むしろ、きちんと見ているからこそ、家庭でできることと、家庭だけでは難しいことの境目が見えてくるのです。
鴎友の記述が伸びないときに見ること
塾では上位にいる。模試の成績も悪くない。それなのに、鴎友学園を意識して国語の記述をやらせてみると、どうも答案が伸びない。
これは、珍しいことではありません。
塾の成績が良い子は、文章も読めるし、知識もあります。ただ、鴎友の記述で大事になるのは、うまい文章を書くことではなく、設問に対して、本文を根拠にして、必要なことを過不足なく書くことです。ここが少しずれると、力があるのに点になりにくい、ということが起こります。
