投稿者「TanakaTakashi」のアーカイブ

2023年 鴎友学園 入試結果

第1回
【募集人員】180名
【応募人数】573名
【受験者数】551名
【合格者数】200名
【実質倍率】2.8倍
【合格点】248/400

第2回
【募集人員】40名
【応募人数】574名
【受験者数】527名
【合格者数】106名
【実質倍率】5.0倍
【合格点】274/400

今年の鴎友学園の入試結果です。
第1回は、実質2.8倍で合格点が6割となりましたが、第2回は相変わらず高い数字で、第1回の応募人数とほぼ同じ規模の試験。
倍率が5.0倍はやはりかなり難しかったと思われます。

2023 第1回出願数

2023年 2月1日第1回の出願数は以下になりました。

出願数 573名 倍率3.3倍

過去3年は以下の通りになります。

年度 出願数 倍率
2023年 573 3.3
2022年 603 3.4
2021年 618 3.4

容積に関する問題

半径6cm、高さ35cmの円柱の容器に、底面から15cmの高さまで水が入ってい ます。この中に半径2cm、高さ25cmの円柱の鉄の棒を1本ずつまっすぐに立てて入れていきます。

(1)鉄の棒を1本入れたとき、水面は何cm上昇しますか。
(2)入れた鉄の棒のすべてが、初めて完全に水の中に入るのは、鉄の棒を何本入れたときですか。また、そのときの水面の高さを求めなさい。

【解説と解答】
(1)水の容積は6×6×3.14×15=540×3.14です。
1本入れると、底面積は(6×6-2×2)×3.14=32×3.14になるので、
540×3.14÷(32×3.14)=167/8cmになりますから
16&7/8―15=1&7/8cm水面が上がります。
(答え)1&7/8cm
水の容積が高さ25cmになるのは
540×3.14÷25=21.6×3.14です。
36-21.6=14.4から14.4÷4=3.6なので4本入れると水の高さが25cmを超えます。
4本入れると、2×2×3.14×25×4=400×3.14の容積が増えるので、
(540+400)×3.14÷(36×3.14)=940÷36=26&1/9

(答え)4本、26&1/9cm

立体図形に関する問題

2022年第2回の問題です。

図1は底面の直径が6cm、高さが3cmの円柱です。また、図2の立体の上の面は直径が6cm、下の面は直径が4cmの円で、高さは3cmです。

図1の円柱から図2の立体をくり抜いたところ、図3の立体ができました。図3の立体の体積を求めなさい。

【解説と解答】
図2の円錐台は上の面の直径が6cm、下の面の直径が4cmですから3:2。
したがってちょうど1の部分の高さが3cmになるので、
底面の半径が3cm、高さ9cmの円錐から底面の半径が2cm、高さ6cmの円錐をひいたものに等しくなります。
したがってこの円錐台の体積は
3×3×3.14×9÷3-2×2×3.14×6÷3=(27-8)×3.14
=19×3.14
円柱の体積は3×3×3.14×3=27×3.14
よって(27-19)×3.14=8×3.14=25.12
(答え)25.12cm3