添削に出す前のひと手間

鴎友を目指す家庭では、国語の記述を添削に出す機会も増えていきます。ただ、書いた答案をそのまま出してしまうと、直される点が多くなりすぎて、本人が何を直せばよいのか分からなくなることがあります。

大事なのは、添削に出す前に、受験生本人が一度だけ自分の答案を見直すことです。完璧に直す必要はありません。見るのは三つだけで十分です。

一つ目は、設問に答えているか。理由を聞かれているのに説明だけで終わっていないか、二つ答えるべきところを一つで済ませていないか。ここがずれると、文章が上手でも点にはなりません。

二つ目は、本文のどこを根拠にしたか。鴎友の国語では、思いつきで書くより、本文に戻って考えることが大切です。答案の中の大事な一文が、本文のどの部分から出てきたのかを確認します。

三つ目は、余計なことを書きすぎていないか。塾の練習では長く書くことを求められる場合もありますが、入試では、聞かれたことに過不足なく答えることが必要です。長さよりも、答えの中心が見えているかを見ます。

この三つを確かめてから添削に出すと、返ってきた指摘の意味が分かりやすくなります。添削は、先生に直してもらうためだけのものではありません。自分で一度考えた答案を、もう一段よくするために使うものです。

個別の添削や指導が必要な場合は、邦学館 個別ワークスをご利用ください。