鴎友の国語で気をつけたいのは、記述をきれいに書くことよりも、まず問いを正しく受け取ることです。設問にある言葉をそのまま眺めているだけだと、何を答えるべきかがぼやけてしまうことがあります。
問いを自分の言葉に直す
たとえば「なぜですか」と聞かれているのか、「どのようなことですか」と聞かれているのかで、答案の形は変わります。理由を答えるのに説明だけを書いてしまう、内容を答えるのに気持ちだけを書いてしまう。そういうずれが、記述では点を落とす原因になります。
試験中に子どもができることは、設問を読んだあとに「つまり何を聞かれているのか」を一言で余白に書くことです。理由、内容、気持ち、変化、対比など、短い言葉でよいのです。
次に、本文のどこを根拠にするかを決めます。行番号や短い語句に印をつけてから答案を書くと、自分の考えだけで進んでしまうことを防げます。鴎友の記述では、本文に戻って答える姿勢が大事になります。
答案を書くときは、最初に結論をはっきりさせること。長く書こうとするより、「何を聞かれているか」「本文のどこを使うか」「結論が答えになっているか」を確認する方が先です。
塾で習った型は役に立ちますが、型に言葉を当てはめるだけでは不十分です。鴎友を志望するなら、設問を自分の言葉に直し、本文の根拠と結びつけてから書く練習を早めに始めておきましょう。
急ぐべきは、表現を整えることではありません。まずは「問いを言い直す」「本文に戻る」「結論を一行で書く」。この三つを答案作りの基本にしてください。
個別の添削や指導が必要な場合は、邦学館 個別ワークスをご利用ください。
