鴎友学園の国語記述では、一つの設問だけを見て答えを作ると、少しずれることがあります。前の設問で確認したこと、設問に入っている条件、本文のどこを根拠にするか。そこを引き継げるかどうかで、答案のまとまりが変わります。
前の設問を捨てない
記述問題では、設問ごとに聞かれていることが少しずつ変わります。ただ、完全に別々の問題として処理するより、前の問いで見た本文の場所や、確認した人物の気持ち、理由の流れを次の問いで使う場面があります。
だから、まず設問を読むときに、何を聞かれているかを短く押さえる。理由なのか、気持ちなのか、変化なのか。次に、前の設問で使った本文の場所とつながるかを見る。つながるなら、その条件を答案の中で外さないようにします。
結論を先に置く
時間が限られているときは、説明を積み上げてから結論を考えるより、先に短く結論を置く方が安全です。何を答えるのかを最初に決め、そのあと本文の根拠を添える。鴎友の記述では、この順番を持っておくと答案が崩れにくくなります。
例えば、前問で「理由」を考えたあと、次の問いで「そのときの気持ち」を聞かれた場合、理由の流れを無視して気持ちだけを書くと浅くなります。設問の語句に線を引き、前問から引き継ぐ条件を一つだけ余白に残す。長く書く必要はありません。「理由」「変化」「本文の場所」くらいで十分です。
直しでは、模範解答を写す前に、最初の一文が設問に答えているかを確認する。次に、その一文を支える本文の場所が見えているかを確認する。それから説明を足す。順番は、結論、根拠、説明です。
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