同じ算数の試験でも、五番までと六番からでは、解答用紙の役目が変わります。鷗友学園の2026年度入試では、第1回、第2回とも八題が出されました。前半の五題は答えだけを書き、後半の三題は途中も書く形です。
問題冊子には、六番から八番について、答えを出すために必要な式、図、考え方、筆算などを解答用紙へ書くよう明記されています。問題用紙の余白は計算に使えますが、そこに書いたものは採点されません。この注意は二回の試験に共通しています。
ここで問われる書き方は、計算を最初から最後まで細かく並べることとは違います。どの数量に目をつけたか。図のどの関係を使ったか。何を求めてから答えへ進んだか。問題によって、解くために残すものは変わります。
解答用紙は両面一枚です。表には一番から六番までがあり、七番と八番の欄は裏面に置かれています。後半三題には、答えの欄とは別に広い記入欄があります。学校がその場所を用意している以上、後半は答えだけ合えばよい問題としては作られていません。
前半は答えを正確に出し、後半は考えた道筋が解答用紙に残るようにする。鷗友算数は、八題を同じ書き方で通す試験ではありません。六番に入ったところで、答案の作り方も切り替わるのです。
